ツノダシ採集飼育


ツノダシ採集飼育
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房総の海

ツノダシは世界中の暖かい海に住んでおり、房総半島付近でもよく見られるようです(私は潜
ったことがないので実際には分かりません)。特に夏になると沖縄やフィリピンなどの南方か
ら黒潮に乗ってたくさんのチョウチョウウオなどと一緒に幼魚がやってきます。千葉では8月の
中旬あたりから12月イッパイがツノダシの採集シーズンです。このなんとも言えないひょうきん
顔がたまらず、以前は東京あたりの熱帯魚屋で購入していました。しかし・・・いつも長く生きて
せいぜい1,2週間でした。餌を食べないのです。生餌や人工の餌などいろいろ試しましたが全
くダメでした。両側の背中がくっつくくらいに痩せても与えた餌を食べてくれません。
どうしたら餌付かせることが出きるのか・・・。 図書館に通ったり、水族館に電話して聞いてみ
たりもしました。でも、結局うまくいかず失敗続き・・・・。そして、この難問を解決するきっかけと
なったのが、夜の海辺での採集で出会った趣味を同じくする人との情報交換でした。「私はこう
している・・」というお話を伺い、私なりの工夫も加えてその方法を試してみると見事に餌付いて
くれるようになりました。そうなるまでに50匹くらいのツノダシを星にしてしまいました。・・でも、こ
の辺にいるツノダシは結局は、皆星になる運命なんです。冬に海水温が下がってくると呼吸がで
きなくなります。そして、徐々にわずかに水温の高い海面近くに上がってきて、やがては息絶えて
しまいます。そう考えると私に採集されて3年あるいは4年の間、たとえ狭い水槽の中でも生きて
いられるのが幸せなのかも知れません。あるいは、自然のままに短い一生を終えるのがいいの
かもしれません・・・。

このツノダシ、房総近辺では昼間はほとんど見ることができません。たまに港の深いところを泳ぐの
が見られる程度です。ところが、夜になると事情は一変します。実は20年30年前は昼間のチョウ
チョウウオ採集だけをやっていました。ツノダシが採れるなど夢にも思っていませんでした。ところが、
ひょんな事から、夜はいとも簡単にツノダシを採集することができると知り、それからは夜間の採集
専門になりました。年によって多かったり、少なかったりしますが水槽で飼うだけ採集できればいいの
です。しかも、あれほど大変だった餌づけも今では100%成功しますから、年に数匹捕らえることが
できれば十分です。
それにしても、チョウチョウウオの仲間がその数をどんどん減らしてきているのには驚かされます。20年
前はそれこそ、うようよ居た沢山のチョウチョウウオですが、群れている光景などは殆ど見かけることが
なくなってしまいました。

ここでは、ツノダシ中心に採集と飼育の記録を紹介しています。


2022年09月14日 追記

今年最初の採集へ行ってきました

9月も中旬に入ったのと潮周りが良く、夜間に大きく潮が引くので昨夜は
今年初めての採集に出かけてみました。
いつもの港について最初の”ツノダシポイント”にライトを当ててみますが
・・・いません。何もいません!

50mほど移動して次のポイントへ。ここは、よくハタタテがいる所で時には
ツノダシも姿を見せる50mほどの区間の岸壁です。
魚が寄る場所は、イセエビだかサザエだかを入れて沈ませている籠の
周りです。
端まで歩いてみますがいません。「今年もだめかあ!」と思い戻りながら
見て歩くと・・・いました!
白い背びれが二つ見えています・・・・でも、その”白い旗”はツノダシの
ものではありません。小さなハタタテです。

小さなハタタテですがショップに行くと、人気があるようで結構な値段が
ついています。
急いで車に戻り網とバケツを手に戻ると、今から捕まってしまうのも知ら
ずに2匹で遊んでいます。
網は3種類持参しましたが大きく、ネットが細く、半透明で目だたないのを
取付けました。
このネットは水の抵抗が少なく動きやすいのですが、すぐに壁の牡蠣殻
などに引っかかり動けなくなることがしばしばなので気を付けないといけま
せん。
今回も2匹がネットに入ったのに引っかかり、もたもたしている間に1匹は
スルリと外に出てしまいました。
先ずは1匹をバケツに納め、再度覗いてみるとまたやってきていました。
ツノダシもハタタテもそうですが、夜間は一度逃げてもすぐまた戻ってくる
事が多いようです。

無事に2匹目もネットに納め、このポイントは撤収です。

今度はすぐ隣の港に移りましたが、ここは釣り人がいることが多く採集し
にくい場所です。
昨夜も数組の釣り人がいましたが、私の一番のポイントには人がいない
ようです。
そして・・・いました。ツノダシが1匹!
でも、このポイントは居る確率jは高いのですが、壁が真っ平ではなく、
複雑に大きく出たり入ったりしていて、すぐ逃げ込まれてしまうのです。
昨夜も何度かネットを入れましたが駄目でした。
11月頃になって水温が下がり、魚の動きが鈍るのを待たないと難しい
ようです。

また次回に期待です。



2021年12月30日 追記

今年最後の採集は・・・・?

昨夜は、潮の状況も良く晴れて穏やかだったので今年最後の採集に行って
みました。
この時期ですが、例年の実績からしてまだ最終可能なはずです。
干潮が19時だったので早めに夕食を済ませ、1時間チョイのドライブです。
いつもの港に着き車から出てビックリ!!!
なんと、風がビュウビュウ吹き港内でも波が立っていて、とても魚など見え
ません。
「こりゃあ駄目だ!」と即断でUターンし、今シーズンの採集を終えました。

それにしても今年は駄目でした!
ハタタテだけはまあまあ居ましたが、ツノダシは姿も見せず! 
そういえば、カゴカキなんかも極端に少なかったように思います。
来年に期待ですね。

2021年11月16日 追記

今年はツノダシだめかも・・・・

昨夜は風もなく穏やかな天気だったため今シーズン4回目の採集を試みて
みました。
しかし、結果は前回と全く同じ。
ツノダシは全く姿を見せずにハタタテだけが2匹居て無事に網に納まりま
した。
この感じだと、今年はツノダシは採集できないかもしれませんねえ。
”あの港”の堤防下に入れなくなったのが本当に痛いです。あそこに行けば
必ず何匹かいるのは分かっているのに入れない!
釣り人のマナーの悪さの影響があちこちに出てきています。




チョイと水槽が汚れていますが・・・




2021年10月25日 追記

今年はツノダシが見つからない!

昨夜は今シーズン3回目の採集を試みてみました。
でも、お目当てのツノダシは姿を現さず残念でした。
濁りが入っており海中がよく見えない悪コンディションでしたが、ハタタテだけ
は水面近くで2匹が泳いでおり採集と相成りました。

一方、昨年採集したハタタテは大きく育っているので、これらは海にお帰り頂
きました。
最近は水温上昇で冬越しする魚も多いようなので、ほぼ成魚になった彼ら
(彼女?)は無事に越冬してくれることでしょう。

今年のツノダシは・・・・ゼロかなあ?




2021年09月25日 追記

コロナで港へも入りにくい!

昨夜は今シーズン2回目の採集を試みてみました。
しかし、前回と同様ツノダシは全く姿が見えずじまいでした。それでも
お馴染みのハタタテは姿を現していて簡単に網に納めることが出来ました。
ブロックの入り組んだ場所でもう1匹いたのですが逃げられてしまいました。
粘れば暫くしてまた姿を現したのでしょうが、ハタタテならまたいくらでも(?)
採れるはずと引き揚げてきました。

それにしても港はあちこちで立ち入り禁止になっていたり、コロナの
「緊急事態宣言中」が理由で立ち入りが出来なくなっていたりで困ったもの
です。
採集場所がドンドン狭くなってきてしまいました。





ウミスズメ君、こちらはすぐリリースしました



2020年12月31日 追記

今年最後の出漁は空振り!

一昨日の晩に今年最後の採集に行ってみました。
ここのところ風も吹かず穏やかな天気だった上に、大潮の干潮です。
潮は澄み普段は見えない海の底まで見えてツノダシが優雅な姿を見せ
ているはずです。

ところが・・・・萱道55kmの道程の半分くらい行った峠辺りで大粒の雨が
落ちてきました。予報は夜半から雨です。
これは駄目かなと思いながらも車を進めると、運よく外房は雨が上がって
いました。
いつもの港のいつもの場所を覗いてみると・・・・・いません!
なにもいません!
雨の影響でしょう、少し濁りが入っている上に風があり少し波だってい
ます。

隣の港へ移動です。
うーん、連休に入ったからでしょうか夜なのに釣り人がいっぱいいます。
照らして見てみたいポイントでも竿を垂れています。仕方がないので奥の
一番期待が持てる場所に行くと、ここでもすぐ近くで数人が釣りをしていま
すが、邪魔をしないようにピンポイントで照らして見てみると、何やら白い
背びれをひらひらさせながら泳いでいるのが2匹!
・・・でも、この背びれはツノダシではなくハタタテです。残念!
周りを見てみますが他にはチョウチョウが1匹いるだけです。

寒さもあり、「今シーズンの採集はこれで終了!」と諦めUターンに近い形
で55kmのドライブに入った次第です。

因みに水槽の中の魚たちはすこぶる元気で、唯一シーズン初めに採集
したツノダシも元気です。
成魚と幼魚のナミチョウも珍しく餌付いて健康です。






2020年12月11日 追記

出漁したがツノダシの姿見えず!

今夜、実に久しぶりに行ってきました。20時過ぎの干潮という事で夕飯
を早めに済ませ19時前に到着。
わくわくしながら海面を照らしてみますが・・・・全くいません。ツノダシは
いません。
名前を知らない小魚とゴンズイだけは見えるのですが、優雅な白い背
びれが見えてきません。

少し移動して別のポイントを確認しても居る様子がない!
仕方がないので別の港へ行ってみますが、う〜んいない!

結局、今夜は最初のポイントで採集した小型のハタタテ3匹だけでした。
でもハタタテは前に採集した3匹がいるので、今夜のも全てリリースして
きました。

ハタタテの動きが結構すばしこかったので、まだ水温が高いのでしょう。
またあらためて行ってみます。




2020年10月24日 追記

ツノダシの餌付け完了!

順調に餌付け作業が進み、姿を見ると餌が待ちきれない様子で
寄ってきます。
随分前に餌付いたのにそのままにしておいたので、そろそろ混泳水槽
に移す予定です。

その後は採集に行けていないのですが、今夜あたり行ってみようか
なあ・・・。




2020年10月04日 追記

4回目出漁・・・不調に終わる!

濁りが残っており、透明度はかなり落ちていました。
結果、ツノダシは姿見えず! ハタタテは居たが触手動かず網も入
れず!
ナミチョウではあるが成魚が居たので確保したのが唯一の成果で
した。温暖化の影響でしょうね。最近は成魚を見る事が多くなって
きました。
本命のツノダシは、まだまだこれからです。

餌付け中のツノダシは、餌を食べまくっています。




2020年10月01日 追記

なかなか4回目の採集にいけない!

もう1,2匹ツノダシを追加したいので採集に行きたいのですが、
天候がイマイチで行けていません。
風が吹けば濁りも入るさざ波も立つ。雨が降れば濁った薄いが流れ
込み港内はいっぺんに濁ってしまう。
それぞれ3日くらいは穏やかな天候が続かないと綺麗な水には
ならないし、潮の干満も大事です。出漁出来る日は限られるわけ
です。

餌付け中の1匹はすこぶる順調で、生餌でも人口餌でもなんでも
食べています。
テトラマリン(粒々)などは、沈むのが待ちきれないらしく水面にある
のを突っついています。
現在の給餌回数は朝昼晩の3回にしています。


2020年09月24日 追記

餌を食べ始めています!

自前のマニュアルに沿って餌付け作業中ですが、17日の夕に急遽
つくった人工海水の中に簡単には溶けない成分があるようで、毎回
水槽の底に沈殿してしまう成分があります。そのうち溶けてなくなる
のですが気にはなるところです。
その薄っすらと溜まった白い粉に混じって与えた餌が沈んでいます。

そして今朝与えたものが、夕方見ると無くなっているような・・・・。
確認のためメイン水槽に夜の餌を与える時にツノダシにも与えて
そっと見ていると・・・食べています!
つっついてはイヤイヤをするような仕草をして飲み込みますが、細か
な柔らかい餌はそのままスッと飲み込んでいるようです。
ここまでくれば多分餌付け成功でしょう。

昨日は気温が下がり急な水温低下があったため、急ぎヒーターを
セットしました。水槽に手を入れツノダシをビックリさせてしまいました
が、無事餌付いてくれそうです。


2020年09月18日 追記

今シーズン3回目の出漁で初の1匹!

昨夜は今年3回目の出漁でした。
先ずいつものホームグラウンドである港へ!
いつもの港、いつもの場所を照らすと白く長い背びれをユラ〜リとさせな
がらツノダシがいました。
すぐ車から網を取り出します。昨夜は3つの網を持参していましたが、一番
フレームが大きく網目も大きく水の抵抗が少ないやつをセットしました。
ところが再度照らしてみても居ません! あらあ、底に潜ってしまったかと
思いながらも、ツノダシが好んで寄ってくる”その障害物”の反対側を見る
と「いた―!」。僅か30cm幅くらい障害物ですが反対側に移動していた
ようです。
網を少し深めに入れて上側にツノダシを追うと、すーっと水面方向へ浮いて
きました。抵抗が数なくスピーディーに動く網ですから、なんなく網の中に
入れることが出来ました。
毎回同じですが、この瞬間は「やったー!」と心の中で叫んでしまいます。

これから2週間の餌付け作業が始まるのですが、ひとつ問題が発生しま
した。
昨日の午後、餌付け水槽の水レベルが下がっていたので水を足し、ガラス
についた苔を掃除したのですが、この時水槽の底に茶色の小豆大の粒が
付着していることに気づきました。
これがとても固くて取れないのです。仕方がないので古くなった水の交換を
兼ねて大清掃をすることにしました。
人工海水も新しくなり入れ代わり綺麗になった水槽ですが、出漁前になって
見ると・・・どうも下方の角2ヵ所で水漏れが発生しているようで、しっとりと
濡れてしまっています。
スペアの水槽はランチュウ用の浅い水槽しかないので、取り敢えずその
ままにして採集したツノダシもそのまま入れておいたのですが、今朝見ると
間違いなく漏れています!

参りました。せっかくの餌付け専用水槽ですが交換しないといけません。
ツノダシにとっては落ち着かず、迷惑この上ない話でしょう。
餌付けに悪影響が出なければ良いのですが・・・。

それにしても驚いたのは、あちこちの港で「進入禁止!」の立札とバリケード
が見られ、入れなくなっている所が増えていた事です。
釣り人のマナーが悪いせいでしょう入れる漁場がどんどん狭まっています。

これから水槽を買いに行ってきます。




2020年08月06日 追記

今シーズン2回目の出漁  ハタタテ4、ナミ1!

昨夜は、急に思い立って今シーズン2回目の出漁でした。
結果は、マメハタタテ(小さなハタタテ)4匹とナミチョウ1匹という結果
でした。
残念ながら本命のツノダシは居ませんでした。
小さなハタタテは、もう1匹いましたがあまり採っても仕方がないので
深追いせずに帰ってきました。

まだそら豆くらいしかないオコチャマハタタテですが、これくらいの方が
何かと飼いやすいです。
写真にもある昨年採集の大きくなったハタ3匹は、今朝リリースと相成り
ました。一年間楽しませてくれてありがとう♪




2020年08月06日 追記

今シーズン1回目の出漁!

8月も中旬近くになってきたので、昨夜今年初めて行ってきました。
そして結果は・・・・全く姿見えずでした。
ゴンズイばかりが目立ちカゴカキさえ見えませんでした。
例年だとツノダシは盆明け後の20日頃から姿を現す事が多いので
もう少し待つことにしましょう。

2番目に立ち寄った港で、水が少し濁ってはいるものの港内の角で
何かが見えています。茶色っぽい色で僅かに動いているようにも見え
ます。
もしタコなら明日の晩はタコしゃぶだな等と考えながら、車から網を出
しました。逃げられないように気をつけながらスっと網を入れました。
茶色いものは難なく網に収まりましたが、引き上げる途中でも
「ん? これはなんだ!?」と何が網に入ったのか分かりませんでし
た。タコではなさそうです。
網を地べたに置いてよく見てみると、なんとそれは20cmを越える
大きなカエルアンコウでした。
今、調べてみたら ”20cmを越えるカエルアンコウは、オオモンカエル
アンコウである可能性が高い”とのことで、これはオオモンカエル
アンコウということにしましょう。
.
フグのように腹をプクーっと膨らませるようでとにかく大きいです。
小さなカエルアンコウは探しているのですが、これでは持ち帰っても餌に
苦労するのが目に見えているので撮影後にリリースとあいなりました。




2020年05月08日 追記

石垣島採集のハマクマノミとシマキンチャクフグは元気!

石垣島チョウチョウウオ釣りと飛行機運搬記録(その4)で書いている
ように、今年の石垣島は残念ながらチョウチョウウオは釣れず、連れ
帰る事が出来せんでした、
かわりに昨年同様にハマクマノミを連れ帰りました。そして、毎年
釣れるけど連れ帰らなかったシマキンチャクフグも、今年は水槽で泳
ぐことになりました。
シマキンチャクフグを飼うのは初めてなので、餌付けが心配でしたが
翌日には人工餌をなんでも食べてくれました。
興奮すると毒を出すことがあるらしいのですが、運搬中も水槽の中
でもそのような様子は見られません。
それにしても、ハマクマノミが釣れるんですから南の島は面白いです
ねえ。
長生きしてほしいです。





2020年02月21日 追記

遂に★になってしまいました・・・

2019年9月27日の採集から、ずーっと餌を食べていなかった(?)
ナミチョウが昨日、遂に★になってしまいました。それでも目立って
痩せているわけでもなく、どうして体力を維持してきたのでしょう・・・?
謎を残したまま逝ってしまいました。



2020年02月02日 追記

本当に不思議な断食ナミチョウ!

昨年から何度か紹介してきた餌を食べていないはず(?)のナミチョウ
ですが、すこぶる元気に泳ぎ回っています。
不思議だなあ!! 採集したのが昨年の9月26日ですから、もう4カ月
過ぎているのに何を食べているんでしょうか???
餌を食べずに半年近くも生きている海水魚なんて信じられせんね。

そういえば、一昨年採集したナミチョウも同じように何も食べていない
のに半年生きていました。
そういうものなんでしょうかねえ・・???




2019年12月09日 追記

またまた昨夜の出陣!

昨日は夕方から少し風が出てきて今夜は波が立って駄目かなと思いながらも12月は既に中旬です。
もうすぐシーズンが終わってしまう焦りもあり、夕食後無理して行ってきました。
結果はボロボロ! 案の定、海辺は風が吹いているうえに水も少し濁っていました。それでも、せっかく
来たのでいつもの場所を覗くと・・・・白い背びれが見えます! でも、背びれの感じがツノダシとは違い
ます。そうこれはどう見てもハタタテです。他にめぼしい魚は何も見えません。居るのはゴンズイと
セイゴと名前の分からないオレンジ色の小さな魚だけです。
移動しながら探すとハタタテは見えます、ここにも! そして、こっちにも! でも、やっぱりツノダシは
見えません。仕方ないので一匹だけハタタテを掬い上げ写真を撮りました。撮影後は即リリースです。
今年のシーズン入りは最高でしたが、その後が全く続きませんでした。参りました!
今年の採集はあと2回くらいでしょうか。




2019年12月01日 追記

昨夜の出陣!

ここ2,3日は雨模様だったり少し風が強かったりで、海は濁っているかなあと思ったのですが、潮周りが
よくて真夜中に大きく潮が引くようなので行ってみました
・・・しかし、案の定濁りが取れておらず視界がかなり悪いです。いつもの港でカゴカキダイやボラの子供
くらいしか見えません。諦めてすぐ隣の港へ行ってみても濁りの状況は変わらず目的のツノダシは居ま
せん。「今夜は駄目だ。帰ろう」と車を走らせましたが、駄目もとで少し離れたもうひとつの港にも寄って
みることにしました。かなり潮が引いていて底がうっすらと見えるものの魚は見えません。ここもすぐに
離れましたが、そばの船着き場の角を覗いてみたらハタタテが1匹だけいました。前回は3匹ほどいた
所ですが、寒さも手伝ってハタタテでは網を出す気にもならず、おとなしく帰ってきた次第です。
次に期待しましょう!

なお、9月27日採集のナミチョウは元気です。
それにしても変ですねえ!?  昨年の8月28日採集のナミチョウもそうでしたが断食しながら痩せも
せずに泳いでいます・・・・。少なくても見ている範囲では餌は食べていません。隠れてなにか食べるにも
水槽には餌になるものがありません。どうなっているのでしょうねえ? 
いつか突然に星になるのでしょうか??? 


2019年10月31日 追記

今年5回目の出陣!

台風と大雨続きで出陣する機会が減っていましたが、昨日の昼に潮時表を見ると夜の潮の引きが良さそうで
急遽行ってみることにしました。
いつも最初に行く港に着いて、これまたいつもの場所を照らしてみると白い背びれに黒と白のストライプ姿の
魚がいます。 それも2匹! 1匹は身体半分が物陰に隠れていて、よく分かりませんが間違いなくハタタテ
です。目的のツノダシではありません。 それでも車から網を取り出し網を入れました・・・・、が居ないんです。
網を取り出している僅かな間に「これはまずい!」と思って逃げたのでしょう。こういうことはあまり無いのです
が、ライトで照らされ身の危険を感じたのでしょうね。 でも短時間に遠くや深場に移動する事は考えにくいの
で周囲を探してみると、居ました! 2匹並んで5mほど離れた壁についています。「これは頂き♪」と網を入
れますが、あまりに簡単そうだったため油断してしまいました。入ったと思ったのですがライトで照らされた
網の横をスーッとすり抜ける魚体が見えます。素早く逃げる訳でもなく 「よっしゃ、こちらがツノダシだ!」と
追いかけた網に入った魚を引き上げてみると・・・・・なんだあ、ハタタテじゃないか! ツノダシと思いましたが
なぜか採れたのはハタタテのほうでした。残念! でも、なんで!?

次に50mほど先のいつもの場所に行ってみました。ヘッドライトを海面に向けると、見えます見えます!
白い背びれが2本(2匹)、水深2m位の所の壁に沿ってユラリユラリと舞っています。すぐに網を入れると
2匹ともあっけないほど簡単に入りました。なんか今年はハタタテが多いようです。2匹をバケツに入れて、さら
に探すと5,6歩先でまた見つけました。う〜ん、多い! 結局、5匹のハタタテを採集しました。ハタタテはまだ
居ましたが、あまり確保しても家の水槽にはすでに2匹いるので今夜持ち帰るのは1匹だけと決めています。
ツノダシを探しに他の港に移動することにしました。5匹の中で一番小さい1匹だけを残し、4匹はリリースしま
した。

車で3分ほどの隣の港へ移動しました。ここの角では数年前まで、よくツノダシが採れていました。しかし、ここ
2年ほどは全く姿もみえてません。
でも、今夜はいました! 結構大型の成魚に近いサイズです。この場所は、壁に複雑に入り組んだへこみが
あり採りにくい場所なのですが、今日のツノダシは結構海面近くまで上がってきていて採集しやすそうです。
すぐ入れた網をサッとかわして逃げましたが潜るでもなく、まだ海面近くを漂っています。こちらもすぐに態勢を
立て直し、網を入れなおすと今度は簡単に入りました。立派なツノダシです。
昨日は雨が降ったので、まだ水が濁っているかなと不安に思いながら来てみたのですが、目的のツノダシを
確保できて良かった♪


連れ帰ったツノダシとハタタテ 




ハタタテは5匹(4匹はリリースしました)




2019年9月29日 追記

今年4回目の出陣!

前回は、ツノダシゲットならずでしたが、また台風がやってくる予報のため「荒れないうちに」と、昨夜また
行ってきました。
港に着いてヘッドライトを付けて海を覗きこんでみますが、いつもの場所にツノダシの姿は見えず、前回と
同じ魚(?)が数匹居るだけです。それでもく60mほど移動してみると、白く伸びた背びれが見えます!
ハタタテです。2匹います。その数メートル先にも小さなハタタテが1匹、海面近くまで上がってきています。
すぐ車に戻り網と柄、そしてバケツを取り出します・・・・・と思った瞬間「しまった―!」。やってしまいました。
ラグビーワールドカップを観て、慌てて準備して出てきましたが柄がありません!
今日は1時間15分もかけてやって来たのに、これでは勝負になりません。参ったなあ・・・・。
ハタタテは比較的岸壁の水面近くでゆったり動いていたので、沈めた網を壁に手繰り寄せれば何とかなるか
と考え奥の手です。バケツに括り付けてある紐を外し柄の代わりに網に取りつけてみました。しかし自重だけで
沈むしかない網は水中での動きが遅すぎて全く使い物になりません。
もう諦めて帰るかと思いましたが、来週初めは台風が来る予報なので今夜を逃すわけにはいきません。
15分も車を走らせれば24時間営業の釣り具やがあるのを思い出しました。意を決して柄(玉網)を買いに
行くことにしました。
家に帰れば柄は4本ほどあるのに、また買うとは勿体ない・・・・!

港に戻ってよく見てみると、どうもハタタテは5匹くらいいます。すぐに買ってきた柄を取り付け採集開始です。
沢山持ち帰っても仕方がないので2匹だけゲットし連れ帰りました。”飼い頃サイズ”で元気なハタタテです。
今回はこの港だけで撤収しました。次回こそはツノダシを探すぞ!


飼い頃サイズの2匹




2019年9月27日 追記

今年3回目の出陣!

今の潮の具合はイマイチですが、2つの台風が去って数日が経過したので、
「そろそろ水も澄んできたかな・・・」と思い行ってきました。片道50〜1時間のドライブです。いつもの港に
到着して海面を照らしてみたら、うーんまだ若干濁っています。風は殆どないのでさざ波は立っていませんが
ちょうど干潮時間とは言え、潮が75cmあるのと濁りもありコンディションが良いとは言えません。
いつもツノダシが居るところを見ましたが、今夜はいないようです。イシダイの子とメジナの子が数匹居る
だけです。今年はここで2回続けて採集出来ていたので期待したのですが残念!

気を取り直して、この港で2番目に期待できる場所へ移動してみると・・・居ました! 長く白い背びれと白黒
のシマシマの魚体がうっすらと見えています。でもこれはツノダシではなくハタタテでした。
先日の台風の影響で水槽内は空っぽ状態ですから、たとえハタタテでもしっかり確保したいところです。
舟を係留してある所だったのでやりにくいのですが、船と岸壁の間に網を入れてそーっと近づけます。濁りと
潮の高さで見えにくいのですが、「それっ!」っと網を岸壁に押し付けて「ゲットー!」・・・と思いきや、入って
いません!!?  う〜ん、どうやら深さを間違えたまま網を被せたようです。
その後、近くを30分位行ったり来たりしましたが、一度かすかに姿が見えただけで採集には至りませんで
した。
潮の具合が悪く期待薄なのですが、もうひとつだけ別の港に行ってみました。でも、結果は予想通りで
ツノダシもハタタテも何も見えません。仕方なく最初の場所に戻り、しばらく粘ってみることにしました。
ハタタテは出てきませんでしたが、10mほど離れたもう一隻の舟の所で今度は紛れもないツノダシが見えま
した♪ 早速網を入れ、今度は深さも確認し「えいっ!」と被せました。
・・・・「よし入った!」。網の中に白い背びれが見えています。間違いなく確保です!
ところが、この辺の港はどこもそうそうなのですが壁には牡蠣殻がびっしりと付いていて、目の粗い網はすぐに
引っかかってしまいます。今回は水の抵抗がすくなく水中でも動きが速いようにかなり粗い目の網をセットして
おり、上げてくる途中で引っかかってしまいました。それでも、なんとか海面近くまで引き上げて、「それ!」と掬い
あげたのですが・・・・・「あれ?」、「入っていない!」・・・・。最後の最後に網と壁の間から逃げだしたたようです。
「くーっ!」痛恨のミスです。
その後、30分ほど粘ってみましたが、もう姿を現すことはありませんでした。代わりに15cm近いナミチョウを
ゲットすることが出来ました。ナミチョウとは言え、この大きさと空っぽの水槽です。大事に大事に連れ帰りました。


15cm弱のナミチョウ





2019年9月21日 追記
今回より新たな記事は最後に追記するのではなく、このページ上部に記載することにします。

残念な結果に!

台風15号の影響で水槽のフィルターが止まりました。昼間は車からの電源供給で動かしていましたが
夜間はエンジンを止める為フィルターのポンプは停止し、乾電池使用のエアポンプによるブクブクだけ
でした。そして、それは思った以上の水質悪化を招き、魚の体調を狂わせてしまったようです。
1匹、2匹と元気がなくなり星になり・・・・ついには全滅してしまいました。今、水槽の中は空っぽです!
仕方なく水を抜いて清掃し海水を入れ替えました(人工海水を造りかえました)。
また台風がやってきているので海は荒れて濁りも入っているはず。台風が過ぎて水が澄んだら、また
採集に行きます。一から出直しです!


*
*
*
*



昨年の12月のある晩に勝浦で採集した幼魚4匹。すぐ近くにこんな魚がいるんです。
私は”カナヅチ”なので採集時でも潜ったりしません。
昨年はツノダシが大漁で友人にあげたりしました。




2年前採集獲したツノダシ、4,5年前に採集したアケボノチョウ




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H19.11.04 

ここ暫くは全く採集できなかったツノダシですが、今年は5匹採集できました。
しかし、1匹は翌日に星になってしまいました。おそらく採集時に傷でも着いて
しまったんでしょうね。
他の4匹は餌付けも順調に進んで2つの水槽に別れ元気一杯で泳いでいます。


 2007年9月採集
 
 小さい水槽(餌付け用)で泳いでいる2匹です。  


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H22.08.29 追記

今年はまだ採集していませんが、一昨年のツノダシと昨年採集のハタタテです。
おまけで、先日房総の磯で採集したコバルト(もどき?)とナミチョウを載せます。
コバルトは中小サイズを7匹ほど捕獲してきました。


ツノダシのこの顔つきがたまりません!





優雅ですねえ!






昨年採集のアケボノチョウチョウウオです




アサリを突っついています





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H23.01.10 

真冬の外房総の海で、なんとハタタテが12匹とツノダシ1匹を採集!
先週もハタタテを1匹捕獲しましたが、まさかのまさかで12匹も採れるなんて!
それも1箇所で採れて、まだ2匹いましたがさすがに網を入れる気にはなりませんでした。
家に帰ってみたら、おまけにイカさん3匹まで紛れ込んでいました。


 
 イカちゃん3匹


  
ハタタテが12匹います


  
ツノダシです




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H23.01.13 
白点病治療成功!

これまで何度も失敗した白点病の治療、今回は成功したようです!
これまで硫酸銅や○リーン○ゴールドなどを使った治療を何度となく繰り返してきましたが、殆どの
場合は薬の濃度が濃すぎたのか魚のほうを”星”にしてしまったり、効果が表れる前に体力低下で
”星”になってしまったり、治療は非常に難しい印象を持っています。
ところが、今回はネットで知ったごく当たり前で、非常に泥臭い方法を試してみて、うまくいったので
紹介します。

方法は、メイン水槽にエアストーンを入れた2つの小さなプラケース(小さな水槽)を浮かせ、毎日一度
白点病に侵された魚を移動させる。そして移動させて空っぽになった水槽は取り出し、きれいに水洗い
した後に新鮮な海水を入れメイン水槽に戻します。これを、3、4日繰り返す。要するに白点虫が魚体
から離れ水槽底に落ちたタイミングで水ごと捨てることを繰り返せば、やがては全ての白点虫が魚体
から離れていくはずという計算です。今回は3日目で白点は殆ど見られなくなり、4日目では肉眼では
全く確認できなくなりました。
メイン水槽には5日前まで写真のハタタテ2匹とフエヤッコが入っており、白点が蔓延したのですが水
替えなどは全くやっていません。
単に底のごみ(白点も)を一度吸い出しただけでしたが、上のH23.01.10で書いたようにハタタテと
ツノダシが大量に採れてしまった関係で、やむなくそのままハタタテの一部を入れました。 ・・・・しかし、
どういうことでしょうか!!?? 今のところ、まったく白点の発生が見られません。 驚きです。

エサを与えると小さなプラケース内の水質は一気に悪くなりますから水替えの直前に与え、食べ終わ
れってから移動するようにします。プラケースを水槽に浮かせた理由は、置き場所に困らないのと、
個別にヒーターを用意する必要がないからです。
なお、浮かすと言いましたが実際は、メイン水槽の淵にプラケースの淵(2辺のみ)を乗せ、ぶら下がっ
た格好のして
フラフラ動かないようにしてしています。メイン水槽の水面とプラケースの水面は、プラケースを入れた
状態で、ほぼ同じか、プラケースのほうを少し高めにすると落ち着きがいいようです。メイン水槽の水面
が、まりに低すぎると海水の入ったプラケースの浮力が小さくなり、メイン水槽とプラケース、双方の淵
に大きな力がかかってしまいます。


プラケースは、ホームセンターで売っているカブトムシ用のものを買ってきました。


ところで、真冬の低海水温から採集してきた魚は、体がそういう仕様になってしまっているのか、夏場の
ように簡易な水合わせだけでは温かな海水には適応できなくなっているようです。 これまでも、12月、
1月に採集した魚を”星”にさせてしまった苦い経験がありますが、長い時間(例えば2,3日とか?)をかけ
て通常の飼育温度まで持っていく必要があるように感じます。 さもないと、魚は急な温度変化に耐えら
れず痙攣をおこして直に”星”になってしまいます。今回もツノダシとハタタテ1匹を”星”にさせてしまいま
した。 しかし、ほかのハタタテは、2日間水槽の中でボーッとしていましたが、3日目には元気に動き回
るようになりました。





こんな感じで2つのプラケースを浮かせる





プラケースの淵をメイン水槽の内側の淵に乗せたところ(上にアクリルのふたが乗っているのでわかりにくいかな?)







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H25.12.31 
今年採集の3兄弟

今年は、週末になると台風や強風・雨で数える程度しか採集にいけませんでした。
それでも、某港で一晩に3匹採集でき、餌付けも成功! 元気に泳いでいます。

動画へジャンプ!


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H27.09.26 
今年採集のツノダシとハタタテ




夜間採集のツノダシ2匹。1週間で餌付きました。




殆どのハタタテは採集した翌日には餌付きます。


平成24年3月18日追加

マガキガイ

マガキガイというのは、通常は海草などを食べているようですが、海水魚の水槽に発生するコケを食べてくれるので掃除屋として
水槽の中で飼われることがあります。
なんとも奇妙な目玉がにょっきりと飛び出していて、まつ毛のようなものも。口もふにょ〜んと伸びて餌をさがします。
他の動物(魚も)の気配を感じたり姿が見えると、すごい速さで目と口を殻の中に引込めます。
ショップでも売っているのですが今回、石垣島の磯で何個か採集し連れ帰りました。
ところが最近、どういうわけか急にコケが生えなくなってしまい、これでは餓死するのではと心配していましたが、なんと海水魚用の
人工餌を丸呑みにしているのを目撃! 
早速、その様子を撮影してみました。

ビデオへジャンプ magakigai.wmv
(表示された画面でダウンロードボタンをクリックし、”ファイルを開く”をクリックしてください)





平成18年6月4日追加

恐怖のカエルアンコウ(旧名:イザリウオ)
ブンタの部屋に昨年から、”カエルアンコウ”が仲間入りしています。
カエルアンコというのは、主に砂地の浜に多く住んでいて(らしい)、普段はジッとしており殆ど動きません。
胸ビレは足か手のように退化して(進化かな?)しまって、泳ぎには役に立っていないように見えます。
水槽の中では水槽の壁とヒーターの間などに、この両足を突っ張ってへばりついています。
知らない人が見たら、「この変な魚死んでいるんじゃないの?」と思ってしまうほど動きません。
口をパクパクさせることもしません。
しかし、これが罠で一旦小魚が近づくと。ジワリジワリと間合いを詰めていき、天井を向いた大きな口で
バクッと周囲の水ごと魚を吸い込んで食べてしまいます。イヤハヤ、その速さと言ったら・・・普段のスローさ
が分かっているだけに驚いてしまいます。私は試していませんが、自分と同じ大きさの魚でも食べてしまうそう
です。

以前、房総の夜の港で採集したことがあったのですが、最近また飼いたくなり昨年末にショップから迎え
ました。

ここで、その脅威の早食いをビデオで紹介しますが、心臓の弱い方は見ないで下さい。

ビデオへジャンプ izariuo1.wmv




2016年9月11日 追記

今年初めて採集に行ってみた

なぜか今年は気が進まなかったり、度重なる台風で未だに夜の採集には行っていなかった。
昨夜は、潮が高い上に全く引かない最悪の状況! 一旦は「今夜はやめておこう!」と決めたものの、”行かなきゃ採れない!”のも事実。
迷った末にやっぱり行ってみることにした。

結果は、いつもの港、いつもの場所あたりでツノダシ1匹、ハタタテ4匹でした。
それぞれ、まだ何匹かいましたが、惜しいところでなかなか網に収まってくれずに23時で撤収しました。






2017年7月8日 追記

全く健康でこんなに大きくなりました!

昨年から今まで、病気の発生など全くない一年で快調でした!
2匹のハタタテはかなり大きくなり、ツノダシを追い越してしまいました。






2018年8月28日 追記

今シーズン初めての出撃!

台風やら強風やらが続き、全く海に出かけていませんでしたが一昨日の晩に行ってみました。
房総のいつもの港を回りましたが、お目当てのツノダシは全く姿を現しませんでした。代わりに某港で2匹のハタタテを
一回の網入れでゲットしました。
そして、次の港の角でス覗くと、海底で何やら白く長い背びれがユラユラと動いているではありませんか!
「やったぜ!ツノダシだ♪」とすぐ車から網を出して掬ってみたら・・・・「あらら! なんだハタタテじゃないですか!」
う〜ん、ハタタテとツノダシを見間違うとはなんという醜態を!
結局この晩は、更に次の港でなぜかナミチョウのほぼ成魚(13cm)をゲットして、トータル4匹のお持ち帰りでした。
毎年、ツノダシのシーズンはこれから12月にかけてなので期待しましょう。
それにしても、ナミチョウは冬を越したのでしょうね。もはや、死滅回遊魚とは呼べないのかも知れません。






2018年11月25日 追記

驚きの断食ナミチョウ!
新入りナンヨウツバメウオ

前に採集したナミチョウチョウウオですが、何を食べているのか全く分かりません・・・不思議です!
水槽に入る食べ物はハタタテにあげている冷凍アミしかありません。ところが、このアミを食べるのは
ハタタテだけでナミチョウは全く口にしません。採集してからずーっとこの状態なのです。
それなのにナミチョウは痩せる様子もなく、もう4カ月位生きています・・・毎日「おかしいなあ?」と思い
ながら眺めているのです。
水槽の内側には確かに藻がつきますが、我が家のは茶色い薄い膜のような藻で一週間に一度清掃して
拭きとっています。この藻を食べているとも考えられるのですが、食べているところを見たことがないし
食べた痕もありません。
全くどうなっているんでしょうか?

昨夜、久しぶりにツノダシ採集に出かけました・・・・が、またまた海岸線は風が強く、潮も濁っており
全く話になりません。それでも、ふと見た港の角に枯葉のようなものが一枚ゆらゆら浮いている。
よーく見ると少し動いており、初めてのナンヨウツバメウオ(幼魚)との対面でした。
なんとも簡単に網に入れる事が出来、お持ち帰りとなりました。

ナミチョウとナンヨウツバメウオの動画です
ここをクリックしてください。




2019年1月20日 追記

それにしても超驚きの断食ナミチョウ!

ナミチョウチョウウオは、何も食べていない(はず)なのに未だに元気で痩せてもいない様子!
???どうなってんの????
与えている餌はずっと冷凍アミだけで、ひと塊を与えるとハタタテ、ナンヨウツバメウオ、トゲチョウが
一斉に寄ってきて一気に食べてしまいます。
 大体は朝昼晩と一日に3個を与えるのですが、全て食べてしまうので水槽の底に溜まったりすることは
ありません。その間、ナミチョウが食べる姿を見る事はありません。じゃあ、何を食べて5か月間も
生きているのか・・・・?
考えられるのは水槽に付いた藻で、この水槽では茶色のうっすらとした藻が表面に付きます。
もし、この藻を食べているなら齧った跡が残るはずですが、そのような形跡もありません。
う〜ん、究極の断食生活をおくっている我が家のナミチョウチョウウオです。不思議だ!

ナミチョウはもう殆ど成魚です (背景が汚いのは、色々な物が写り込んでいるから)




2019年4月29日 追記

石垣採集のお魚も元気!

全く食べずに半年も生きていた奇跡のナミチョウは、3月8日ついに星になりました。
 入れ替わりに3月に石垣で採集(釣り)したフウライ、ニセフウライ、ハマクマノミはしっかり餌付いて皆元気です。
先住魚のハタタテ3匹は、身体が小さいくせに石垣グループをいじめる為、60cm水槽に隔離です。
それにしても、ナンヨウツバメウオは凄い体型で目を楽しませてくれます。特に腹びれはなんとも幾何学的です。
水槽に手を入れると寄ってくるフレンドリーな奴で、つぶらな瞳も可愛いです。





2019年8月20日 追記

初出陣でツノダシ1匹採集!

お盆も過ぎたので、そろそろツノダシが港に入って来るはずと昨夜出陣しました。
いつもの港のいつもの場所をヘッドライトで照らすと居ました! 港の壁に丁度細かな梯子のような構造物が設置して
有るのですが、その間から白く伸びた背びれが出てユラユラと動いています。昨年は姿すら見る事が出来なかったので
すが今年は幸先が良いです♪
梯子みたいになった構造物と壁の間の狭い隙間を上がったり下がったりを繰り返しています。この隙間に網はとても入
りません。なんとか梯子の外に追い出さないといけません。ところが、ライトを当てても網をちらつかせても、なかなか外
に出ようとはしません。そこで、長いが故に常に梯子からはみ出している背びれを網で触ってやると少し動いて反応を示
します。何度かそれを繰り返すと出てきました! 梯子の下部から姿を現しました。「それ!いまだ」とばかりに特性網で
追いかけましたが、梯子からの出方が甘かったようでまた隙間に潜り込んでしまいました。そんなことを2,3度繰り返すう
ちに、今度は梯子からかなり離れた所まで出てきました。「よっしゃー!!」今度は見事にゲットです。まだ幼いツノダシで
すが、久しぶりの本命ゲットです♪
ちなみに、幼いツノダシは顔が丸みを帯びていて、独特の額の突起がまだ目立ちません。なんとなく顔全体に幼さが残る
印象です。
さて、久しぶりの本命。60cm水槽を餌付け仕様にし、環境を整え無事に餌付けを成功させねば!

今年初のツノダシ




餌付け用60cm水槽に入っていたハタタテ3匹は、上の90cm水槽に逆戻りで石垣グループと再ご対面です。
もともとハタタテが後からやって来た石垣グループをいじめるので60cmに隔離したものでした。
さて今度はハタタテが新入りになります。力関係はどうなるのでしょう・・・? 
仲良くやってくれるといいのですが、場合によってはハタタテ1匹を残して2匹はリリースってこともありそうです。


60cm水槽のハタタテ(撮影後、上の90cm水槽に引っ越しました)

 


石垣グループも元気です。昨年採集したナンヨウツバメ魚は躰の模様もはっきりし随分と大きくなりました。





2019年9月02日 追記

ツノダシが困ったことに!

困ったことになりました!

昨日は大潮で夜の干潮は海面レベルが大きく下がり、潮が澄んでいればヘッドライトで照らした海は
底近くまで見えるはずです。そこで今年2回目の採集に行ってきました。
先ずは、いつも最初に立ち寄る漁港です。前回もここで1匹採集し特に採集の可能性が高い所ですが
毎週観ているテレビ番組が始まっているので、少しの間テレビ観戦です。CMのタイミングを見計らって
車から出て海を覗いてみました。
「いる〜!」前回と同じハシゴ状の設置物のところに1匹入っています。その他にハタタテも1匹います。
CMは終わりましたが、ツノダシ確保を優先し急いで網を用意しました。なんなく網に収めることができ
先ずは一安心! そしてハタタテも容易に網の中へ入りました
。 
22時になり番組も終わったので、真面目に港内をまわると・・・・・見えます壁の窪みで白く長く伸びた
背びれが動いています。「う〜ん、これはハタタテみたいだな?」と思いながら見ていると僅かに魚体の
一部が見えました。「あれ? ツノダシみたいだったな」、それではと車に戻り網を取り出し、窪み全体を
網で下側から被せます。そうすると白い背びれは簡単に窪みから出てきました! ・・・・が残念! 
やっぱりハタタテでしたが簡単に網に収まり今日2匹目のハタタテです。
その後も、10m程離れた所でハタタテを1匹ゲットです。
干潮を迎えた水面は風もなく鏡のようで、水の中がよく見えます。
昨年は、姿さえ見えなかったツノダシが2回連続で採れ、ハタタテも豊富! 今年は良さそうです。

石垣グループが入っている90cm水槽はかなり混雑してきたので、先日3匹のハタタテのうち2匹を
リリースしてあります。ところがまた3匹ゲットです・・・・。新たな3匹はかなり小型で飼うには最適な大きさ
でしたが、やむなくリリースしてきました。
いつもなら更に3,4か所の港を回るのですが、水槽の事も考え昨夜は最初の港だけで撤収することに
しました。

8月19日に採集したツノダシは、餌付け用水槽の中で既に人口餌を食べ始めています。餌付け成功♪
でも・・・困りました!
餌付けを成功させるためには、なんといっても静かな環境下で魚を落ち着かせることです。やっと餌付い
た先住魚が居るところに新たな魚を入れると、2匹ともストレスを感じてしまいます(たぶん)。下手をすると
新参者がいじめられたり、餌付いた先住魚が餌を食べなくなったりするかも知れません。
それでも餌付け水槽は60水槽1本しかなく混泳させるしかありません。
うまく2匹とも餌付け出来るといいのですが・・・。

まだオコチャマのツノダシです




2019年9月06日 追記

餌付け成功!

最初の1匹は無事餌付いたようです。
粒つぶの人工餌、フレーク状の人工餌、冷凍シュリンプいずれもパクパクと食べるようになりました。
後から入ってきた2匹目を虐める様子もなく仲良く泳いでいます。2匹目が餌を食べている姿は
未確認ですが2匹の様子から考え、もう食べ始めているかあと2,3日すれば食べ始めるはずです。

ハタタテなどは採集したその日からでも餌をたべますが、ツノダシは手強いです。
それでも、いま行っている手順を踏むば餌付けの成功率は、ほぼ100%です。”ほぼ”と書いたのは
たった一度だけなぜか餌付け中に餌を食べなくなり、星になった個体がいたからです。
手順と言っても決して難しい事ではありませんが、決まったSTEPを守ることはとても大事です。

10日もしたら、2匹が元気に餌を食べる姿をアップ出来ると思います。


2019年9月13日 追記

台風15号で2匹が星に!

 今回は関連する他頁との共通文章になります
       
 今回の台風15号は当地を直撃し、とんでもない被害を与えて通り抜けていきました。
 8日の23時頃から急に風が強くなりだし、翌9日の02時頃からはもの凄い轟音と共に
 暴風雨が吹き荒れました。
 一睡もできないまま2階の窓から懐中電灯を照らし尋常ではない風の強さに恐れをなし
 眠れないまま朝を迎えた頃には、既に車庫の屋根が飛ばされている事に気づいていました。
 近所の住人も暴風雨の中で懐中電灯片手に庭で、飛ばされたプレートかなんかを集めて
 上に重しを置いたりしていました。
 
 02時頃には、波状的に襲ってくる強風の音に合わせ、寝ている床が揺れるのが分かる
 ようになりました。
 既に停電していましたがスマホのリアルタイム台風情報で、地図上の台風の位置を確認
 しながら「早く通り過ぎてくれー!」と願っていました。
 薄明るくなった5時頃にやっと庭に出てみましたが、まだまだ風は強く玄関ドアをそっと
 開けようとすると一気にもっていかれそうです。
 庭に出て唖然としました。
 車庫は丸裸、バンペイユとミカンとレモンとオニ柚子は殆ど落果、温室は完全に倒壊して
 しまっています。
 温室の中に避難させていたアボカド、スターフルーツ、カニステル、ジャボチカバ、マンゴー、
 サボテン・・・・全てひっくり返り、互いに折り重なったり、下敷きになり、折れて、鉢から飛び
 出て・・・・悲惨です!

 スターフルーツは全て落下してしまいました。でも、少しの花と蕾が残っているのでこれから
 に期待するしかありません。
 せっかく回復してきたジャボチカバの枝はかなり折れてしまいました。
 マンゴーも一緒です。

 唯一、ほぼ無傷だったのがカニステル苗でした。でも、種から育てているカニステルは殆ど
 が鉢から飛ぼ出してしまいました。また植え替えましたが、どうでしょうか元気を取り戻して
 くれればいいのですが・・・。

 パパイヤは、小さな林(藪)を切り開いた中の風よけスペースに植えてありましたが、唯一の
 入口を倒れた梅の木が塞いでしまい中に入る事が出来ません。
 仕方がないので、本日裏側の木々をかき分けながら途中まで入り、腕を伸ばして中の写真
 を撮ってみました。
 周囲の木々も倒れたり、飛ばされたり、なぎ倒されたりで防風林の役目は果たせなかった
 ようです。それほど凄まじい風でした。
 ”パパイヤ”の頁に写真を載せました。

 そして、被害は室内のツノダシにも及んでしまいました。
 台風の接近と共に停電し、ずーっと電気は使えない生活が続きました。5日経った昨夜の
 0時にやっと復電したのですが、その間の水槽は車から引いた100V電源で動かしていま 
 した。フィルターを通さないと一気に水質が悪化するのでポンプを長時間止める訳には
 いかないのです。日中は殆どフルに車から電源を供給しましたが、深夜はやはりエンジンを
 止めないといけません。
 従って、夜間はポンプが止まる代わりに電池式のエアポンプを置いてエアーだけは供給し
 たのですが、朝方見るとどうも魚の調子は良くなさそうです。
 そんなこんなで、3日目の朝には餌付け中のツノダシ1匹と、石垣島から連れ帰ったハマ
 クマノミが息も絶え絶え状態になっており、残念ながら星になってしまいました。
 
 このHPの登場植物と登場魚は大変な被害を被ってしまいました。

   ツノダシ1匹とハマクマノミが星になった水槽

 




お知らせ

これまでは新しい記事は最も下に追加していましたが、今後は最も上に追加記載することにします。
理由は、記載内容が増えるにつれ、いちいちスクロールしないと最新の記事に辿り着けなかくなって
いたからです。