ブンタ、我が家に来て初めての冬を越す




昨年4月。我が家に来た頃のブンタは「クシュン、クシュン」と寒そうにしていました。
そこで5月中旬までは24時間暖房ですごしたのです。でも、ショップに聞いたところ
では「夜間でも特に暖房はしていなかった」というので今年はまったく暖房は考えな
いことにしました。
夜間は毛布ですっぽりと籠を囲ってあげただけです。それでも風邪をひくでもなく無
事冬を越してくれました。
昨年は気になって仕方がなかった小刻みな震えは今でも少しはありますが、たぶん
正常な範囲での震えなのでしょう。

大変だったのはあの脂粉です。乾燥するせいか、健康なせいか、とにかく多いんです。
空気清浄機もおいているのですが匂いけしになるだけで、この粉を吸い尽くすほどの
パワーはありません。和室の畳の上はいつも粉っぽい(?)状態です。
朝、毛布を外すときの風でフワーっと部屋中に舞い上がります。
毎晩の放鳥時も同じですが、電池式の小型クリーナは手放せません。放鳥時に架台
に乗せているときなどは、5回も6回も床に落ちた粉や羽毛を吸い取らないといけませ
ん。

そんなわけで、真冬でもシャワーは欠かせません。日曜日の朝には必ず、籠を綺麗に
洗いながらブンタの身体に霧状の水道水をかけてやります。直接かけるのではなく、
シャワーのノズルは上向きにして掛けるようにしています。
こうすれば、水のかかり具合をブンタ自身がある程度加減できるからです。身体,特に
翼の中に直接水がかかるようにしてはいけません。羽毛が完全に濡れてしまうと身体
も濡れてしまい、いっきに体温を下げることになります。25年も前になりますが、これで
失敗してダルマインコを亡くしたことがありました。
籠から流れ出る水の表面には、真っ白な脂粉が驚くばかりにワーっと浮かんでいます。
これが”健康な証拠”ですからほっと安心する瞬間でもあるのです。